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定期メンテナンス

エンジンオイル

点検目安:5,000km

エンジンオイルには、潤滑・冷却・錆付き防止などの役割があります。高速で稼働する部品の摩擦を和らげる潤滑作用、ガソリンなどの燃焼により高温となるエンジン内部の冷却作用、金属部品をサビから守る防錆作用です。エンジンオイルの劣化は燃費の悪化などにもつながります。交換の目安は5,000km走行ごとですが、定期的にプロの目を通して汚れ具合などを点検することをお勧めします。

空気圧

点検目安:1,000km

タイヤを支えているのは内部の空気による圧力です。タイヤの空気圧は走行する・しないに関わらず減りますので、小まめな点検が必須となります。規定値以下の空気圧で走行を続けると、偏摩耗と言って一部分だけが擦り減った状態になります。通常よりも早期に寿命を迎えてしまう原因になりますので、減り具合が均等かどうかも要チェックです。また、タイヤに大きな負荷がかかる高速走行の前には、必ず空気圧を点検するように心がけましょう。

タイヤ

点検目安:10,000km

全車重を受けながら路面と接するタイヤは、数ある点検箇所の中でも最重要項目です。溝の不可さが1.6mmになるとスリップサインと呼ばれる、他よりも盛り上がった箇所が表面に現れます。これは使用の限度を表す目印。スリップサインが表面に出る前に、交換のご検討をお勧めします。車は一般的にリアよりもフロントの方が重いので、10,000kmを目安に前後タイヤのローテーションを行いましょう。

ワイパー

点検目安:3カ月

長く交換していないワイパーを使用していると、悪天候時の視界が確保できず、危険な状態での走行を強いられることになります。主な点検箇所は、ゴムの劣化具合とブレードと呼ばれる金属部分のガタつき。ゴムが新品でもブレードとの固定がゆるければ、ガラスに雨粒が残ってしまい、視界の妨げにつながります。使用頻度の高いフロントワイパーだけでなく、リアワイパーの点検も怠らないようにしましょう。

バッテリー

点検目安:6カ月

昔と比べると、バッテリーは基本性能の向上が目覚ましい商品です。ですが、油断していると、突然エンジンがかからない…という目に合いかねません。車の乗り方やバッテリーの性能により寿命はまばらなので、定期的に電圧を計るなどの点検が必要です。特に冬場は要注意で、エンジンの始動性が悪くなったと感じたりヘッドライトが暗くなってきたなどの症状が現れた場合には、交換時期が近い可能性があります。

エアエレメント

点検目安:10,000km

エンジンは燃料と空気の混合気を燃焼させることで動いています。エアエレメントは、大気中の埃や砂といった不純物を取り除き、エンジン内部に送り込む空気をきれいにするための部品です。走行を重ねると、エアエレメントには不純物が付着し、目詰まりを起こしてしまいます。性能の劣化したエアエレメントを使用していると、エンジンに十分な空気を送り込むことができず、エンジン不調や燃費の低下といったトラブルを引き起こす可能性があります。

エアコンフィルター

点検目安:6カ月

車のエアコンから出てくる空気は、外気を使用しています。エアコンフィルターは、排気ガスなどの汚れた外気をろ過し、埃や花粉などの不純物などを取り除くことで、異臭を防ぐ役割を持っています。特に、エアコンを多用する夏と冬の前には、汚れ具合などを点検するようにしましょう。長く交換をしていないとカビが発生してしまい、異臭はもちろん人体に悪影響を及ぼす可能性もあります。

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